ホンダエンジンプロフェッショナルによるエンジンオーバーホールの極意
■ バルブ曲がり測定
すべてのバルブの曲がりを測定します｡
走行距離が多い場合は新品に交換いたします｡
■ バルブガイド内径測定
バルブガイドが磨耗すると､バルブのがたつきが生じ､バルブとシートリングとのあたり不良やオイル下がりを起こしやすくなります｡ここでは磨耗度合いを測定し、交換の必要性を確認します｡
■ バルブシート修正加工
バルブシートはバルブと密着して燃焼室内の機密を保っていますが､シートリングが磨耗していくとバルブとﾉ当たり面が広がっていき､バルブとの接触面圧が低下して機密性が徐々に低下していきます｡
シートカッターによりシートリング表面を削り取り､新品時の状態に復元します｡
■ バルブ擦り合わせ
■ ポート加工
ここが匠の技が見せられるところです｡
ただ単に磨くだけなら街のショップでも可能ですが、不要な断面積拡大のみに終わり、低回転時のポート内流速低下からストリート用エンジンとしては致命的欠陥を抱え込む可能性があります。実際に幾多のヘッドをポートベンチにて思考錯誤をかさねた経験者ならでは作業です。
0287-29-0107 担当 店長 松本
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